楽器を練習するとき、メトロノームを使わない人は驚くほど多いようで、私も先生に「使わないように」と指導されました。
テンポを正確にとるより、音楽的な表情を優先している先生らしい指導でした。
しかしながら、楽器は何かや誰かに合わせて奏でる機会がとても多いです。
音程に関しても周りの楽器の音程に合わせ時にはユニゾン、時には和音、時には時間差で。
当然、テンポは自分の弾きたいように弾けるものではありません。
もちろん、熟達した奏者なら他を聞きながら合わせることは容易にできるでしょう。しかし我々サラリーマンごときは普段から何かに合わせる練習が必要です。
メトロノームに合わせて練習することで、いかに自分のテンポ感がずれているか知ることができ、合奏練習のときも慌てることなく入ることができるでしょう。これはとても大切なことです。
- 正確無比
- ネジまき不要
- テンポ以外の音符を鳴らせる
- コンパクトなものが多い
- 置く台は水平でなくとも良い
などメリットがたくさんありますので、電子式のほうが扱いやすいでしょう。
振り子式のほうは、カッコいい、というメリット以外はないように思います。
振り子の動きもLEDや液晶で再現されているものが多く、視覚的に使うこともできます。
また、音を消すこともできるので、実際のステージ上でもテンポを確認することができます。
スマートフォンやパソコンでもアプリがたくさんあるので、そちらでも良いでしょう。