音叉で調絃する姿に憧れる

2015年4月5日
練習方法

onsa01便利な便利なチューニングメーター。これがなければ楽器は弾けないと思ってしまうほど大切で欠かせない道具。

もちろんこれを利用し続けても何ら問題はなく、むしろ調絃に無頓着なほうが問題。便利なものは使い続けて良いのです。

「チューニングメーターを使い続けると音感が発達しない」なんてことを言う人もいるけど、それで楽しく弾けるなら便利な道具は使えば良い。

とはいえ、音叉だけをケースに入れて、取り出して調絃する姿はカッコいい。なんでも格好から入る私には眩しい光景です。
これに頷いたあなた。同じ種類の人間ですね。

音叉は安く、どこの楽器店でも売っていますが、442Hzを購入しましょう。
ギター専門店では440Hzしか売ってない場合があるので注意が必要です。

あと、意外と多いのが「狂った音叉を使っている」人。
机や壁など、硬いところで「キーン!」と鳴らしている姿を見たことがありませんか?

あれをすると、意外と簡単にいがんでしまうのです。

タオルでクッションにしたり、膝など柔らかい部分を使い、先ではなく中間を叩いて鳴らします。すると、「ポーン・・・」という低い音が鳴り、これが本来の音叉の響きとなります。

「キーン」と倍音が鳴っている状態は良くありません。

音叉を鳴らしたら、手元の丸い部分を駒に当てます。こうするとボディで響き、大きな音で聞けます。この音を覚えて、弓で弾いて合わせます。指で弾いても良いのですが、指と弓では音程も違うので、弓で合わせましょう。

また、A線が共鳴して震え、合っていることを視認できます。

チューニングメーターが壊れてしまったときの非常手段として、音叉を持ち歩くのもアリかもしれませんね。