特に楽器の経験が無い人がバイオリンを始めようとしたとき、「楽譜を読めるだろうか」と心配される人は多いです。
実際のところ、ごく簡単な楽譜から始まるので、楽器の上達とともに読譜も上達し、問題になることはありません。
しかしながら、初期はそれで良いとしても楽団所属などすると、大量の新しい楽譜に当たることになり、それまでの週に1ページ、というようなペースではとても追いつかなくなります。
「読む」だけでそれですから、練習を含めると相当な負担になってしまいます。
もし読譜力を飛躍的に向上させる教材があるとしたら、知りたくありませんか・・・?
それがこの「ソルフェージュ」です。
単に楽譜を声に出して歌う教材ですが、これに取り組むことにより飛躍的に読譜力は向上し、新しい楽譜にあたるストレスは半減します。
正しい音程を知るために鍵盤楽器があると便利ですが、スマートフォンをお持ちであれば無料アプリの鍵盤で代用できます。初期はこれでじゅうぶんです。
楽器の練習だけをしていると、つい音符をそのまま弾いてしまい、音名で歌いません。すると暗譜に時間がかかってしまう、場合によっては暗譜できません。
ずっと同じ曲を練習する訳ではありませんから、せっかく弾けるようになっても振り返ったときまた読譜から入らなければなりません。
音名で歌うことができていれば、かなりの部分は思いだせ、すぐに弾けるでしょう。
また、新しい楽譜にあたるストレスはグンと減り、すんなりと練習できるようになります。
ソルフェージュに1日5分でも取り組んでみてください。
きっと驚く変化があります。