大切な楽器と弓を守り、安全に持ち運ばせてくれる。
「え?そんなのタダでもらえないの!?」なんて声も聞こえてきそうです。
大切な楽器、楽団では控え室からステージまで歩くだけでもケースに入れて運ぶ人も珍しくありません。
自転車のカゴにケースを入れて会場入り、自分の椅子の下にケースを置いて演奏。終わったらその場でケースに入れて自転車で帰宅・・・カッコいいです。
ケースの種類は大きく分けて2つ。
・ひと目でそれと分かるひょうたん型ケース
・大きな角型ケース
ですが、ひょうたん型が小さくて軽くコンパクト。角型は小物類や楽譜も入り、大きい。
大手メーカーのひょうたん型ケースは安価で丈夫、見た目にも美しいものがあります。
2万円程度でじゅうぶんに良いものが買えるでしょう。
角型は大きいだけに値段も高く、安心できるものでは3万円程度は欲しいところです。
安価なものでは閉じたとき金具が合わなかったり、蓋に隙間ができたりするものもありました。
どちらも一長一短ありますが、私は角型を使っています。
広々した部屋みたいで気持ち良いし、ヴァイオリンとひと目で分かるのも恥ずかしいので・・・。
楽譜も入るのですが、いずれにしても鞄は持ち歩くので入れることはありません。
大切な楽器と弓を保管し、安全に運び、アクシデントから守るケース。
ちゃんと予算に見込んでおきましょう。
東洋楽器のケース。とても軽く丈夫で、楽団でも使っている人が多かったです。このタイプでは最も信頼性が高いのでは?と感じます。
1万円以下でとても良いスズキバイオリンのケース。このように安くて良いものを作ってもらえるのは嬉しいですね。
始めて私が買ったケースがこれ。GEWAです。大きく軽く丈夫で信頼性が高く、これも楽団でよく使われてました。小物入れも大きく、弓のホルダーも使いやすいです。
合皮の部分があるので、ある日突然ボロボロと割れてきますが、使用上は問題なく、他のケースもそれは同じです。角型では価格、質ともに最もお勧めできるケースです。
ケースに何万円も使うなんて、と思われるかもしれませんが、とても大切な楽器。後で後悔しないよう、しっかりしたものを選びたいものです。