憧れのケース、それいくら?

2015年4月3日
楽器選び

ケース画像大切な楽器と弓を守り、安全に持ち運ばせてくれる。
「え?そんなのタダでもらえないの!?」なんて声も聞こえてきそうです。

大切な楽器、楽団では控え室からステージまで歩くだけでもケースに入れて運ぶ人も珍しくありません。

自転車のカゴにケースを入れて会場入り、自分の椅子の下にケースを置いて演奏。終わったらその場でケースに入れて自転車で帰宅・・・カッコいいです。

ケースの種類は大きく分けて2つ。

・ひと目でそれと分かるひょうたん型ケース
・大きな角型ケース

ですが、ひょうたん型が小さくて軽くコンパクト。角型は小物類や楽譜も入り、大きい。

大手メーカーのひょうたん型ケースは安価で丈夫、見た目にも美しいものがあります。

2万円程度でじゅうぶんに良いものが買えるでしょう。

角型は大きいだけに値段も高く、安心できるものでは3万円程度は欲しいところです。

安価なものでは閉じたとき金具が合わなかったり、蓋に隙間ができたりするものもありました。

どちらも一長一短ありますが、私は角型を使っています。
広々した部屋みたいで気持ち良いし、ヴァイオリンとひと目で分かるのも恥ずかしいので・・・。

楽譜も入るのですが、いずれにしても鞄は持ち歩くので入れることはありません。

大切な楽器と弓を保管し、安全に運び、アクシデントから守るケース。

ちゃんと予算に見込んでおきましょう。



東洋楽器のケース。とても軽く丈夫で、楽団でも使っている人が多かったです。このタイプでは最も信頼性が高いのでは?と感じます。



1万円以下でとても良いスズキバイオリンのケース。このように安くて良いものを作ってもらえるのは嬉しいですね。



始めて私が買ったケースがこれ。GEWAです。大きく軽く丈夫で信頼性が高く、これも楽団でよく使われてました。小物入れも大きく、弓のホルダーも使いやすいです。

合皮の部分があるので、ある日突然ボロボロと割れてきますが、使用上は問題なく、他のケースもそれは同じです。角型では価格、質ともに最もお勧めできるケースです。


ケースに何万円も使うなんて、と思われるかもしれませんが、とても大切な楽器。後で後悔しないよう、しっかりしたものを選びたいものです。